講座番号 125

   

光をつかむ(銅版画)―エングレーヴィングの技法

  

エングレーヴィングは銅版画のなかで最も歴史のある技法です。鋼鉄製のビュランという道具を使って、銅板に直に彫ります。印刷すると、それは繊細でしかも鮮明な線となって現れます。感性を封じ込めたダイレクトな線を刻みながらエングレーヴィングの魅力を追究しましょう。
    


    
    

講師紹介


久保 卓治(くぼ・たくじ)
版画家。1976年、本学大学院修了。'71年より、駒井哲郎教室にて銅版画を始める。'81年、春陽展新人賞受賞。個展として'97年、Japanese and American Associationほか。大英博物館、ワシントン州立国会図書館収蔵。

講 座 内 容

    
第1回

 ビュラン研磨、彫りの練習
第2〜3回
 バニッシャー・スクレッパー製作
第4〜6回
 ドローイング(ペンスル、シルバーポイント)、オールドマスターエングレーヴィング鑑賞 
第7〜12回
 彫り、トライアルプルーフ、印刷、講評
   

開講日  5/12〜7/28の毎週土曜
 全12回
時 間  10:00〜13:00 定 員  15名
受講料  48,000円(材料費別12,000円)
対 象  はじめての方〜上級者まで、どなたでも
用意するものエプロン、軍手ほか(事前の指示あり)
◎後期に継続講座を予定しています。

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多摩美術大学 生涯学習プログラム 2001 春期講座