講座番号 135

   

20世紀の技法「アート・フィルムの世界」―もうひとつの映画史

  

映画と総称されるものの歴史は、主に物語を物語る劇映画のことです。しかし、ストーリーのない不思議な映像作品の一群の流れがあります。かつてはアンダーグランド・フィルム、あるいは実験映画などと呼ばれた作品です。本講座は、ヨーロッパとアメリカに起こったアート・フィルムの登場と、60年代から出発した日本の映像作品を俯瞰し、併せてビデオの登場により大きく変化したアートシーンを取り上げます。
  

  

開講日  9/7、9/21、10/5、10/19
 10/26、11/9の金曜 全6回
時 間  18:00〜20:00 定 員  50名
受講料  15,000円

講 座 内 容

  
第1回 ビデオ・アートの出現―フィルムとビデオの対立と融合[萩原]
第2回 前衛芸術と映画メディア―ヨーロッパのダダ・シュルレアリスム[西嶋]
第3回 日本の実験映画―60年代から70年代[鈴木]
第4回 アメリカの実験映画[ほしの] 
第5回 日本の実験映画―80年代から90年代[中島]
第6回 ヨーロッパの実験映画[かわなか]
  
   
講 師 紹 介

萩原 朔美
(はぎわら・さくみ)

芸術学科教授

西嶋 憲生
(にしじま・のりお)

共通教育非常勤講師

鈴木 志郎康
(すずき・ しろうやす)

映像演劇学科教授
  
ほしの あきら
映像演劇学科教授
中島 崇
(なかじま・たかし)

芸術学科非常勤講師

かわなか のぶひろ
東京造形大学デザイン学科教授
※印写真提供/イメージフォーラム

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多摩美術大学 生涯学習プログラム 2001 秋期講座