講座番号 136

   

―五彩で遊ぶ

  

墨の持つ特徴を知り、墨の色を楽しむことを主眼に作品を創り上げます。従来の墨画(形態からの技術や色で、1つの作品を描く手法)から、墨の色、紙の種類による墨の技法、水彩および顔料との融合による技術を踏まえ、その時々のインスピレーションを加えて、新しい自分なりの表現の自由さを、墨を通して探ります。
    


    

講師紹介


中野 嘉之(なかの・よしゆき)
絵画学科教授。京都生まれ。創画春期展賞、MOA岡田茂吉賞優秀賞、京都美術文化賞などを受賞。旅を趣味とし、中国、チベットなどを訪れる。

講 座 内 容

    
第1〜2回

墨(唐墨、明墨、清墨、彩墨)や、日本和紙と中国墨紙など、素材について説明し、技法を紹介/実習(墨を遊んでみる)
第3〜6回
各自のイメージで制作/講評
   

開講日  10/15〜11/19の毎週月曜
 全6回
時 間  13:00〜16:00 定 員  20名
受講料  24,000円(材料費別途7,000円)
用意するもの―墨(1ツ亀3,000円程度のもの)、筆(長流の大)、硯、顔彩、筆洗、カッターほか

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多摩美術大学 生涯学習プログラム 2001 秋期講座