講座番号 211
オープンクラス「陶」
われわれ多摩美術大学の陶コースではこのような姿勢で探究しようと考えています。 ―土や手という人類始まって以来の媒体や手段は、現代においてどういう意味を持っているか、あるいは持たせ得るだろうか。 大学内の工房で、専門教育の現場の空気に触れながら、土の特質、やきものの可能性に自分独自の発見をしてみましょう。
講 座 内 容
第1回 講座内容の説明と講師の自作解説 第2〜5回 実習―テクスチャーを探し、それを活用した造形/土の板(タタラ)による造形/叩く、押す、握るでできる形/できるだけ高い形 第6回 施釉と焼成
時 間
9:30〜16:40
各クラス全6回 9:30〜12:40
講 師 紹 介
中村 錦平(なかむら・きんぺい) 工芸学科教授。陶を素材とした実験的な取り組みを行い、既成概念にとらわれない作陶活動は「東京焼」と自称。'93年「東京焼・メタセラミックスで現在をさぐる」展で芸術選奨文部大臣賞受賞。
井上 雅之(いのうえ・まさゆき) 工芸学科助教授。'85年、本学大学院修了。在学中に陶との幸運な出会いがあった。それは手の中で形が生まれることの発見であった。以後このささやかな糸口を拠り所に制作を続け、個展を中心に発表活動を続けている。
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多摩美術大学 生涯学習プログラム 2001 春期講座