lovesome
塚本 莉菜
作者によるコメント
大好きな曲を聴いている時に浮かんできたイメージをアニメーションにしました。
タイトルの「lovesome」という言葉には、「暖かさまたは愛情を持つ、表すさま」という意味があります。
「暖かさ」や「愛情」。そのようなイメージをこのアニメーションから少しでも感じていただけたら嬉しいです。
担当教員によるコメント
包み込むような優しさが作品全体に溢れている。一本の線は一滴の滴となり水面を揺らす……柔らかな光のなかで睦み合う二人の人物は、弾け、ほとばしり・たゆたい、合わさり、変化を続ける液体へとメタモルフォーゼし、さらに新たなカップルへと姿を変えていく。さまざまな性差を超えて…終わることのないLOVESOME。塚本莉菜は当初、インスパイアされたという透明感のあるヴォーカル曲にこのアニメーションをつけていたが、発表に際して著作権などの問題でインストゥルメンタル曲へと変更した。しかしこの変更によって、画と動きで伝え、感じさせ、考えさせるアニメーションに昇華したようにも思う。いずれヴォーカル曲の音楽著作者より同意が得られ両バージョンが公開できる日がくることを楽しみにしている。
教授・野村 辰寿
作品動画
- 作品名lovesome
- 作家名塚本 莉菜
- 作品情報アニメーション
技法・素材:Procreate、After Effects
サイズ:映像=2分30秒 - 学科・専攻・コース
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