祖父
守谷 綾乃
担当教員によるコメント
守谷は、エナメルとガッシュで池に泳ぐ鯉を10数枚の板硝子に描き積層することで、自身の深遠にある記憶のイメージを表現しようとした。この作品のテーマである「祖父」は、自身がとても大事にしている祖父との記憶が基となっている。丁寧に描かれた鯉と花びらから、祖父を大切に思う作者の気持ちが伝わってくる。桐箱に入れることで大切なものを強調しようとしたアイディアは、作者と祖父の深い絆を感じさせる作品となった。
教授・池本 一三
- 作品名祖父
- 作家名守谷 綾乃
- 作品情報技法・素材:青板ガラス、ガッシュ、エナメル、桐
寸法:H160×W455×D380mm - 学科・専攻・コース
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