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この『ガレキの街』という映像作品は、まず頭の中で浮かんだビジュアルイメ-ジがあってそれをイラストで一つ一つ描き起こしていって全体として作品が出来上がったという感じでした。ですから理屈でどうこうというよりも、あくまで感覚で作ったという感じですね。だからどうしてラストシ-ンで月が出てくるかとか、細かく聞かれても、まず最初に頭の中で浮かんだビジュアルがあって、それをイラストで再現したらこういう映像になったという感じですので、口では説明しづらいです。ただ作品を制作する時に、あくまでも子供の視点から観た大人の世界や夜の街というモノを描きたいというのがあって、自分の子供の頃の街の持つイメ-ジみたいなモノを表現しました。
私がこれまで制作してきた映像作品というのは、シリアスな作品が多く、家族のあり方や、アダルトチルドレンなどをテ-マとして扱かっていたのですが、今回の作品は理屈がどうこうというよりも、あくまで感覚的に自分の持つ世界観をイラストを使った映像作品として表現してみました。 |
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