M・ニッツォーリのミシン「ミレッラ」
M・ニッツォーリ
1957
042 マルチェロ・ニッツォーリ(1887〜1969)はイタリアのパルマで建築とグラフィックを学んだ後、ミラノに移った。画家であった彼は、次第にファブリック、ディスプレイ、ショールーム、グラフィックデザインの仕事を始める。1934年から1936年の2年間だけだったが、エドアルド・ペルシコと共同でデザインしたショールームの出来は素晴らしく、大成功を収めた。1936年、ニッツォーリはアトリアーノ・オリベッティに雇われ、同社初のプロダクトデザイナーとして、オフィス機器を次々にデザインし、それは後にオリベッティ社の定番となった。




【素材】エナメル塗装スチール、アルミニウム

100 DESIGNS 100 YEARS
20世紀を創ったモノたち
メル・バイヤーズ/アーレット・B・デスボンド
森屋 利夫/成澤 恒人
2000.05.05
株式会社アクシス