辻惟雄名誉教授が令和7年度文化勲章を受章、野田秀樹名誉教授が文化功労者に選出
多摩美術大学元学長で名誉教授の辻惟雄先生が、令和7年度(2025年度)の文化勲章を受章されることが決定しました。また、野田秀樹名誉教授が文化功労者として顕彰されることになりました。
文化功労者顕彰は、文化の向上発達において特に顕著な功績を挙げた個人をたたえる制度です。
文化勲章の親授式は11月3日に皇居にて、文化功労者の顕彰式は翌4日、東京都内のホテルにて執り行われる予定です。
辻惟雄先生プロフィール:
1932年愛知県生まれ。1961年東京大学大学院博士課程中退(美術史専攻)。東京国立文化財研究所美術部技官、東北大学文学部教授、東京大学文学部教授、国立国際日本文化研究センター教授、千葉市美術館館長、多摩美術大学学長、MIHO MUSEUM 館長などを歴任。東京大学・多摩美術大学名誉教授。岩佐又兵衛、伊藤若冲、曾我簫白などを「奇想の画家」としていち早く再評価し、「かざり」「あそび」「アニミズム」を日本美術の特質に挙げて、装飾工芸から幽霊画、漫画まで幅広く論じている。
野田秀樹先生プロフィール:
1955年、長崎県生まれ。劇作家・演出家・役者。東京芸術劇場芸術監督、多摩美術大学名誉教授。東京大学在学中に「劇団 夢の遊眠社」を結成し、数々の名作を生み出す。 92年、劇団解散後ロンドンに留学。帰国後の93年に「NODA・MAP」を設立。『キル』、『赤鬼』、『パンドラの鐘』、『THE BEE』(原作 筒井康隆 「毟りあい」)、『Q』、『フェイクスピア』、『兎、波を走る』、『正三角関係』など、数々の話題作を発表。オペラの演出、歌舞伎の脚本・演出を手がけるなど、演劇界を超えた精力的な創作活動を行う。また海外の演劇人とも積極的に創作を行い、これまで日本を含む13ヶ国28都市で上演。その国際的な舞台芸術界における活動を評価され、 ISPA2023優秀アーティスト賞を日本人初受賞。09年10月、名誉大英勲章OBE受勲。09年度朝日賞受賞。11年6月、紫綬褒章受章。25年3月より、日本芸術院会員。