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光や風を取り入れた建築空間作品がダブル受賞


公益社団法人日本インテリアデザイナー協会(JID)が主催する「JID AWARD 2022」で、16年環境デザイン卒業の西毅徳さんが大賞とNEXTAGE部門の中村拓志賞をダブル受賞しました。
また、NEXTAGE部門では、22年環境デザイン卒業の入山聖さん、16年同卒業の西原海さん、同4年の稲井まりんさん、湯沢実友希さんが入賞しています。

本アワードは日本のインテリアデザインの質と認知度を高めるために行われているもので、今年は、インテリアスペース部門、インテリアプロダクト部門、NEXTAGE部門の3部門合わせて212作品の応募がありました。

西さんの受賞作品「Ripple」は、自然界にあふれる光や風の現象を取り入れた建築空間作品です。垂木と薄い合板で構成された仮設空間は、計算された隙間が設けられており、染み込むように光と空気が空間内部にもたらされるものです。空間の上部からはパイプを通して光の輪が差し込み、風の動きに応じて揺れる様が波紋のように仕立てられています。

「自然現象のノーテーション(表記法)を開発し、プロダクト化・空間化したもので、モックアップと共に美しい空間映像に心打たれた。実空間として作りきっており、そのまま大賞へと駆け上がっていったことも納得」と高い評価を受けました。

西毅徳「Ripple」
© Nacása & Partners Inc. Futa MORIISHI

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