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プロダクトデザイン専攻1年生が、イベントクリエイション課題成果展「AROUND」を開催


休日の開催にもかかわらず、会場にはたくさんの来場者が訪れました

毎年開催される、生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻1年生によるクリスマスパーティー(今年度タイトル「AROUND」)が12月21日(土)、八王子キャンパス・アートテークにて開催されました。

本パーティーは、デザイン開発に不可欠な「チームビルド」の能力を養うことを目的とした「イベントクリエイション課題」の成果展であり、制作した課題作品の展示会と、来場者をもてなすクリスマスパーティーを兼ねたものとなります。パーティーは学生らにより企画・運営され、会場では来場者にホットココアが振舞われたほか、学生がパッケージをデザインしたプレゼントなども配られました。

今年度は「Zoetrope 動く仕掛けでストーリーを伝える」をコンセプトに、チームに分かれた学生が「ゾートロープ」(手回し式からくり覗き絵)を制作。計8台の「ゾートロープ」を発表しました。当日は150人を超える来場者があり、1年生の精緻な技術力と企画力に感嘆の声が上がりました。作品についてのプレゼンテーションの時間には、デザインの着想に至ったきっかけから、初期スケッチ、組み立て、調整までの制作のプロセスが各グループにより発表されました。

来場者には、学生たちがパッケージのデザイン・制作を行った手土産が配られました

平面の図柄だけでなく、立体的なモチーフも、回転させることで動いて見えることを活かした作品

その後会場を移動して行われた学年全体の反省会では、学生代表が作成した、制作期間中に撮影された写真のスライドショーを投影。4週間に渡るプロジェクトの軌跡を皆で振り返りました。

最後に、一連のプロジェクトを担当した和田達也教授が、「デザイン開発は、チームでいかに取り組むかということが肝要になる。個性と個性がぶつかり合いながらも力を合わせることができないと、ここまでクオリティの高い展示会にはならない。今日はパーティーに来てくれた方皆さんが笑顔で喜んでくださり、それが一番良かったと思う。今回の展示会は学内のみならず、外部の方々にも見てもらうべき意義ある展示になった。」と締めくくりました。

成果発表会の終了後、担当の和田教授・尾形達准教授から、学生達へのフィードバックも行われました

作品は、会場のアートテークにて12月23日、24日の2日間に渡って引き続き展示されました。