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演劇舞踊デザイン学科の近藤良平教授が春の紫綬褒章を受章
演劇舞踊デザイン学科の近藤良平教授が、令和7年春の紫綬褒章を受章しました。
紫綬褒章は、学術、芸術、スポーツ分野で顕著な功績のあった個人に授与される栄誉ある褒章です。近藤教授の受章は、卓越したダンサー、振付家としての創造的な活動が認められたものです。
1996年に旗揚げしたコンテンポラリーダンスカンパニー「コンドルズ」は、学ラン姿の男性たちの独創的なパフォーマンスで国内外の観客を魅了。近藤教授が舞台構成や振付を手がけ、コントやロック音楽とダンスを融合させた独自の舞台は、約30か国で公演され国際的に評価されています。またNHK Eテレの番組出演などを通し、幅広い層へのダンス普及にも尽力されています。
近年では2022年に彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督に就任。以前より埼玉県と協働し障害者のダンスチーム「ハンドルズ」を率いるなど、多様な人々とのダンスを通じた交流を推進。2024年には、国籍や障害を超えた公募による「カンパニー・グランデ」を始動させ、新たな挑戦を続けています。

