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科研費研究成果展「台湾現代文様芸術―台湾原住民文様の記録と創造―」の開会式を開催


多摩美術大学文様研究プロジェクトと、台湾・輔仁(ほじん)大学織品服装学部が共催する展覧会「台湾現代文様芸術―台湾原住民文様の記録と創造―」の開会式が、5月29日、八王子キャンパスのアートテークギャラリーにて開催されました。

同展覧会は、多摩美術大学文様研究プロジェクトが行っている、文部科学省 科学研究費助成事業(科研費)・国際共同研究強化(B)「台湾の文様デザインアーカイヴの創造―アジアの少数民族文化の固有性の記録―」の経過報告によるもので、台湾原住民の独創的な文様、部族の言語、八部合音、現代アートまでを、映像アーカイヴ、写真アーカイヴ、芸術作品を通して展観しています。
また、輔仁大学織品服装学部の研究グループは、タイヤル族の人々と共同で再現した伝統的な織物文様プロジェクトを公開しています。

開会式には、台湾・輔仁大学の頼振南副学長と織品服装学部の教員、本学からは小泉俊己副学長および文様研究プロジェクトのメンバーが出席しました。式典では、代表者による挨拶と、両大学による記念品の相互贈呈が行われました。

開会式の後には、出品者全員によるアーティストトークが行われ、来場者に向けて展示作品の紹介がなされました。

輔仁大学 頼振南副学長(左)と小泉俊己副学長(右)
多摩美術大学文様研究プロジェクトの代表を務めるテキスタイルデザイン専攻深津裕子教授
輔仁大学王樹義助教授によるアーティストトークの様子
日本画専攻の陳芃宇講師によるアーティストトークの様子
メディア芸術コースの港千尋教授によるアーティストトークの様子