タイヤと土星, SUPER TAMAGOZUSHI DRIVE
細川 京佳
作者によるコメント
目に焼き付けよ、SUPER TAMAGOZUSHI DRIVE !
担当教員によるコメント
これは、次元を超えることができるスーパーカーのための舞台である。スーパーカーと言っても、生き物のような食べ物のようなユニークな形態と表情を持つ。乗り物であるが相棒のようでもある。彼女は、かつてもどこか歪な愛すべきクリーチャー達を作り、公園や波打ち際に一緒に出かけて撮影をしていた。彼女の作品に感じる作ることの楽しさ、自由とイマジネーション。カラフル、そして自由自在な素材。明るさとサービス精神。ただ、そう簡単ではない。というのも、これらの表現は恐らく至って個人的なザラザラした体験や思いや抵抗から始まっている。いつぞやは水辺に沈んだ古タイヤが気になって引き上げ、それを傍らにずっと置いていた。どこかへ連れて行ってくれるのは、歪な何か。そこが興味深い。
教授・髙柳 恵里
- 作品名タイヤと土星, SUPER TAMAGOZUSHI DRIVE
- 作家名細川 京佳
- 作品情報『タイヤと土星』
素材・技法:木版画
サイズ:H1030×W728mm
『SUPER TAMAGOZUSHI DRIVE』
素材・技法:ミクストメディア
サイズ:可変 - 学科・専攻・コース
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