レシート・コミック おつりちゃん
佐藤 一葉
作者によるコメント
新聞の隅に掲載された4コマ漫画。
それは時代の風俗や世相を映し出す社会的記録でありながら、クスッと笑える憩いの場として、また人々を結びつける国民的文化としての役割を果たしてきました。
今、新聞は衰退の一途を辿っています。
そんな中、誰もが当たり前のように日々手に触れている「レシート」こそが現代に残された唯一の紙メディアであることに気づきました。
4コマ漫画は、新聞紙からレシートに。
日々の買い物にささやかな楽しみがついてきます。通販もいいけど、店舗で買うのも悪くないな。と思う。
そして、主人公の名前はおつりちゃんです。
いつもレシートの片隅にいて、電子決済では出会えない。どこか懐かしく人間味に溢れた温かなつながりの象徴です。
担当教員によるコメント
これだけ我々が目にする機会が多かったにもかかわらず、メディアとして認識できていなかった
レシートを新メディアとして提案した佐藤の「おつりちゃん」は文句なく傑作アイデアだ。
佐藤はこのレシートという新メディアで、時代を代弁する新聞4コマ漫画のような存在を目指し「おつりちゃん」を制作した。漫画はコンビニ、スーパーなど、その店舗レシートに合わせたアイデアとなって、実に抜かりない出来栄えとなっている。スマホに見たくもない広告が次々とプレビューされる昨今、思わず自分たちから見に行ってしまうような、この新メディア提案は、あきらかに発明である。
教授・大貫 卓也
- 作品名レシート・コミック おつりちゃん
- 作家名佐藤 一葉
- 素材・技法素材=レシート/技法=サーマルプリンティング
- サイズレシート=H180~360×W35mm(45点)
- ジャンル広告、漫画
- 学科・専攻・コース
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