アートテークについて

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全体構成・機能

アートテークは2015年に八王子キャンパスの中心、旧図書館跡地に新設された建物で、ギャラリー、80周年メモリアルルーム、自由デッサン室(石膏室)、大学院博士後期課程アトリエ、個人コレクション・アーカイブ、竹尾ポスターコレクション・ギャラリー、収蔵庫などで構成される知と創造の多面的複合施設です。

アートテーク(Art-Theque)の名前の由来:展示、実習、講演、研究、収蔵など、さまざまな可能性をもつ空間を組み合わせて、本学のとらえるArtの多面性を、たえず一体的に、たえず新鮮に構成できる建物として命名しました。Thequeの語には、宝を収める箱、種子を入れる莢(さや)などの意味があります。

ギャラリー

1、2 階のギャラリーでは、平面、立体、映像、インスタレーションなどの展示・発信が行われています。学生だけでなく一般来館者の観賞にも開かれたアートやデザインと人の出会いの場所となっています。展覧会の開催日程や開場時間についてはアートアーカイヴセンターのウェブサイトをご確認ください。

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80周年メモリアルルーム/竹尾ギャラリー

2階の80周年メモリアルルームでは、本学のアートやデザインの出版物や卒業生の作品を始め、80年の歴史が展示され、また2面デジタルサイネージを設け映像や動画を流すことで情報発信をするとともに、建設に動きのある外観を作っています。
同じく2階の竹尾ギャラリーでは、グラフィックデザイン学科と株式会社竹尾が共同研究している同社が収集した貴重なポスターを展示し、見ることができます。

大学院博士課程アトリエ/自由デッサン室

3階には大学院博士課程のアトリエ等を設けています。また本学でアートやデザインを学ぶ時の基礎である石膏デッサンが、いつでも自由に行える自由デッサン室(石膏室)があります。

アートアーカイヴセンター

4階は瀧口修造文庫、和田誠アーカイヴ、大野美代子資料を始めとした本学所蔵の貴重なコレクションを保存する個人コレクションの研究・展示・発信を行うのアーカイヴセンターを設けています。

5階はアートや資料の収蔵庫となっています。

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多摩美メディアネットワーク構想

アートテークは八王子キャンパス計画のなかの「多摩美ネットワーク構想」のひとつとして位置づけています。
この構想は「図書館・メディアセンター・美術館(所在:多摩センター)・アートテーク」の4つの建物から構成され、「多摩美の知と創造のネットワーク」を形成し、アートとデザインの資料収集・研究・展示・発信を目的とするものです。
「本」「紙」を媒体とした知識の吸収ができる「図書館」。「情報」、「インターネット」、「メディア」を軸に研究・発信する「メディアセンター」。さらに「資料」「アート」「デザイン」を見て触れて研究し発信することのできる「アートテーク」。いろいろな企画を通して学外に発信する「美術館」。この4つの施設が互いにネットワークを組み、お互いを補完することで他大学や研究機関に類を見ないアート・デザイン・メディア・アーカイヴの情報シンクタンクを構成します。