2024年度「東京ビジネスデザインアワード」で修了生・卒業生が最優秀賞を受賞

東京都が主催する2024年度「東京ビジネスデザインアワード」において、07年環境デザイン卒業の藤井誠さんと12年大学院環境デザイン修了の山田奈津子さんの提案が最優秀賞を受賞しました。
また14年情報デザイン卒業の清水覚さんは優秀賞を受賞したほか、別企業への提案でテーマ賞2件を受賞し、そのうち1つのテーマ賞は、14年情報デザイン卒業の清水彩香さんとの提案です。

同アワードは都内の中小企業が持つ優れた技術や特殊な素材をテーマに、デザイナーから新規用途開発とビジネス全体のデザイン提案を募集し、両者をマッチングして製品・サービスの実現化を目指す、企業参加型のデザイン・事業提案コンペティションです。審査委員会による一次審査、テーマ選定企業を交えた二次審査を経て、テーマ賞9件が選出され、2月4日には公開プレゼンテーション形式の最終審査会によって各賞が決定しました。

今回選出された最優秀賞・優秀賞を含め、テーマ賞を受賞した提案は、事業化に向けて一年間の支援が受けられます。

最優秀賞
提案名：リング製本とオンデマンド印刷技術を応用した未開拓領域への製品提案​
テーマ：リング製本とオンデマンド印刷のワンストップ提供体制​／富士リプロ株式会社
クリエイター：藤井誠、山田奈津子【ディノーム】

優秀賞
提案名：切削加工技術を軸とした事業再創造
テーマ：金属切削による高精度な軸物加工／株式会社開工精機製作所
クリエイター：清水覚、井上弘介

テーマ賞
提案名：「貼る」を文化にする新製品の提案
テーマ：唯一無二の立体感を持つ極厚・凹凸加工技術／東和マーク株式会社
クリエイター：清水覚、清水彩香

テーマ賞
提案名：磯村産業オリジナル製品のリブランディング
テーマ：金属板の自由自在な加工技術と高速な試作体制／磯村産業株式会社
クリエイター：清水覚、本島祐太郎