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米国ArtCenterと多摩美術大学 Pacific Rim Project が「東京ミッドタウン・デザインハブ第114回企画展 ゼミ展2025」に出展


多摩美術大学とArtCenter College of Design(米国)による国際的な教育プロジェクト「Pacific Rim Project」は、東京ミッドタウン・デザインハブ第114回企画展「ゼミ展2025 デザインの学び方を知る」にて、プロジェクトの成果を「Healing Light‒癒しの光」と題し展示します。

本展では、和田達也教授、間宮新悟IKEA Tokyo-Bay 客員講師(多摩美術大学)、ダニエル・ゴットリーブ准教授、ペニー・ハースコヴィッチ准教授(ArtCenter)の指導のもと、両大学の学生たちが「精神的負荷が増加する現代において、照明が私たちの身体的健康と精神的幸福をどのようにサポートすることができるのか」という課題に取り組んだ研究成果を展示します。

日本における光と影に対する深い理解と、最先端技術、サーカディアンデザイン※1、バイオフィリックデザイン※2の研究を通して生まれた、新たな光の可能性をご体感ください。

“Pacific Rim”は、アメリカと日本を舞台に行われる多摩美独自の国際交流プログラムです。アメリカの協定校であるArtCenter College of Designと2006年から実施しています。両校の学生たちが、少子高齢化問題から日本の伝統工芸まで、グローバルかつローカルなテーマを取り上げ、アート&デザインが果たすべき役割について探究し、革新的な解決案を提示していきます。

※1:サーカディアンデザイン(Circadian Design)…約24時間周期の生体リズム(概日リズム)を考慮したデザイン。特に照明設計では、日中の太陽光に近い光で体内時計を整え、健康や睡眠の質を高めることが期待されます。

※2:バイオフィリックデザイン(Biophilic Design)…人間が持つ自然との繋がりを求める本能に基づき、建物や空間、都市デザインなどに植物、自然光、天然素材などを活用することを指します。人々の健康、幸福感、生産性の向上に貢献すると考えられ、注目されています。

会期2025年5月19日(月)〜6月21日(土)11:00~19:00 会期中無休・入場無料
会場東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主催東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)
アートディレクション・グラフィックデザイン廣村正彰(廣村デザイン事務所)
会場デザイン原田 圭(DO.DO.)
関連イベント6月21日(土)に出展各ゼミが会場に集う、交流イベントを予定しています
ゼミ展2025ポスタービジュアル