ただの日常
金城 結希音
作者によるコメント
大学4年間での作品のテーマにについて振り返って、生活をしている上で人から聞いた事やSNSで得た情報に影響を受けていると感じた。
食う、寝る、化粧、体を動かす事と同じようにSNSを通しての情報もリアルなんじゃ無いかなと制作して感じました。
担当教員によるコメント
言葉はいつも遅れてやってくる。それでいいのだ。即座にポジションを可視化し、動員し、報酬を得るための言葉の雪崩が常態化してから、どれくらい経っただろう。金城さんは、その雪崩の中で惑う姿を隠そうとしない。卒業制作は、彼女の惑いが私たちの姿見として、白い空間に映し出されていた。カーテンの隙間から斜めに落ちる外光は、間延びした日常の、何でも無さを包摂する。囁き声は韻を踏む。「早起きしてするゴミ出し 筋トレで細くするおみ足 痩せるサプリ飲み干し 料理のスキルはゴミだし 作れるのラーメンのみだし 気になる新聞の見出し」。ビートにぶら下がる気怠いリリックが、私たちの所在をテンポ遅れて照らしだす。
講師・諏訪 未知
- 作品名ただの日常
- 作家名金城 結希音
- 素材・技法マルチメディア
- サイズ3300×8800×1100mm
- 学科・専攻・コース
- カテゴリー
- 担当教員




