Defonima

go-shu

作者によるコメント

~これは新しい自分に着替える物語~
私たちは皆、服を着る。
頭からつま先まで。まるで着ぐるみのように。
それがこの街の常識。
そしてその服を「デフォ二マ」と呼ぶ。

デフォルメを着るという考え方から始まった今作。
コンセプトと表現技法をつなぎ合わせた新鮮な映像体験を目指した。

担当教員によるコメント

「個人のペルソナ」と「社会による外的評価」という現代的なテーマを「皮膚や衣装の購入」と「着替え」として表したCGアニメーション作品。ボーイ・ミーツ・ガールのロマンス、アクションシーンなど、映画的魅力が混在した展開で見るものを魅了する。

心地よい移動シーンやバトルシーンのスピード感が心地よい。モノクロの世界が色彩に溢れた街へと変貌していくアイデア、キャラクター、ストーリーの重要な要素である衣服のデザイン、空想の都市空間のデザイン、すべてが計画的で、高度に設計されている。

カメラワークも巧みである。自己イメージの生成を重要と捉え、主観カットが中心の少年の孤独な世界と、リズミカルでテンポ感のよい少女と過ごす幸せな世界が、異なるカメラワークで描かれている。

物語の終わりで、絶望の果てに、主人公が儚い希望を見いだすストーリーは、今の時代独特のセンチメンタルとアンニュイさを感じさせる。

教授・佐々木 成明

作品動画