人畜音記

安藤 優・日髙 来哉

作者によるコメント

白黒のフランス映画が好きでその男性像に浪漫を感じる。作家の。彼らの耽美なセリフ束とその節が好きで、それに映る女性はいつも理想的であって。僕は男であるから願望だらけ。現実から逃げる為の隙間ばかり探しているのだが、本作は演出が安藤優、女性的浪漫の救いがきっとあった。想いごとが尽きないから、ともかく"勝手にしやがれ"(日髙来哉)

演劇がもつ、みる・みられるという所有めいた関係もまた、関係であり、みられることを選択しているわたしもまた、あなたをみています。信頼故の共犯関係みたいな創作でした。共犯にしてくれてありがとう。あたたかい日々をありがとう。(安藤優)

担当教員によるコメント

学内スタジオの中にさらにテントを設置するという方法で、まるで唐十郎のテント芝居のような空気感を作り上げていた。
演出は、視覚、聴覚、感覚、情感、意味、など全方位に気が配られていた。
それらを支えるスタッフワークは確かな働きがあり、俳優たちは生き生きとした輝きがあった。
美しい言葉で綴られた台本が持つ細やかで仄かなイメージを、丁寧に膨らませ立ち上げたシーンの数々は、大人のエンターテインメントだと感じさせた。
運営体制もしっかりとしていて、作品を作るということと同時に、それを良い形で人々に届けるということが、よく考えられていた。

准教授・糸井 幸之介

作品情報

公演日程
2026年1月16日(金)〜18日(日) 全5回公演

会場
多摩美術大学 上野毛キャンパス A棟 演劇スタジオ(スタジオS)

キャスト
秋山エドガル/石野 凜華/石橋 智子/岡﨑 毬紗/小沢 日菜(代役:安藤 優)/草野 浩世/
駒井 珠里/澤田 千紘/鈴木 耀介/原田 花楓/藤田 敦也/三輪 栞子

スタッフ
【作】日髙 来哉
【演出】安藤 優

【舞台監督】川崎 夢月
【舞台美術プラン】孫 悦
【大道具製作】加藤 仁子/川崎 夢月/森田 凛々子/中曽
【人形製作】秋山 エドガル/安藤 優/岡﨑 毬紗/三輪 栞子

【衣裳プラン】新井 涼香
【衣裳製作補佐】草部 真彩
【被り物製作】森 絢子

【照明プラン】杉浦 千尋
【照明オペレーション】石橋 美紗
【照明補佐】佐山 莉果/上馬 真歩/髙槇 さやか/DENG JINGLIN/苗代 ヒロ

【音楽】安藤 優/日髙 来哉
【音響】永田 那由多
【音響補佐】石井 萌/泉 虎太郎
【CD製作】渡邊 大輝

【スチール撮影】小林 未和
【映像撮影】路 晗/仇 潤寅

【宣伝美術】秋山 エドガル
【広報・SNS】秋山 エドガル/安藤 優/井上 花音

【友情振付】平野 椿姫

演劇舞踊デザイン学科の卒業制作について

演劇舞踊デザイン学科は、感性豊かな身体の表現者、創意豊かな空間を演出するデザイナー、劇作家、演出家等の育成を目的とした学科です。それらの専門性から演劇舞踊コースと、劇場美術デザインコースを設けカリキュラムを展開しています。 卒業制作は、学びの集大成として、学生の自主的な企画に基づくさまざまな公演や展示が行われています。

安藤 優・日髙 来哉 《人畜音記》 | 多摩美術大学