spin
馬場 健登
作者によるコメント
「spin」はプリーツの伸縮性を利用し、一回転させることで生まれる。 中心に出来上がった「支柱」と「側面」は身体をも支える強度を持つ。 あえて素材として弱い紙を扱うことで、建築のような構造力学的表情を表現した。
担当教員によるコメント
アクリル、木質系ボードなどによる前半のエスキースも興味深かった。むしろそれが無かったら紙に行き着かなかったと思う。紙を折り曲げる構造的な検討から始まり、異なる厚さで実際に検証したことで、説得力のある作品となった。一方、実用性を担保したことで、存在感そのものが薄まることになったかもしれないが、そこの難しさを感じたことが財産。
教授・米谷 ひろし
- 作品名spin
- 作家名馬場 健登
- 作品情報家具
素材・技法:KMKケント#200
サイズ:H390×W900×D900mm、H440×W380×D380mm、H600×W700×D700mm、H850×W500×D500mm - 学科・専攻・コース
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